大阪市港区の歯医者

〒552-0003
大阪府大阪市港区磯路 1-1-1
JR環状線・大阪メトロ中央線「弁天町駅」から徒歩6分

診療時間
9:30~12:30 × ×
14:30~18:00 × ×

△:14:00~17:30
※最終受付時間は30分前になります。
休診日:木曜・日曜・祝日

ご予約・お問合せはこちら

06-6572-4182

管理栄養士による歯科指導

管理栄養士がお口と身体の健康を守ります

歯科医院は「食べる」「話す」といったお口の重要な機能を管理・維持する医療機関です。歯科医院に管理栄養士が在籍していることに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、管理栄養士・歯科医師・歯科衛生士はいずれも「食べること」に関わる専門職です。それぞれの専門性を活かして連携することで、口腔の健康だけでなく、全身の健康維持・向上にもつながる相乗効果が期待できます。

管理栄養士が歯科医院に在籍する意義

近年、歯科医院において歯科医師やスタッフと管理栄養士の連携が注目されるようになってきました。その背景には、歯科医療の診療目標が「治療」から「予防」へとシフトしてきたことがあります。少し前までは歯科医院はむし歯ができたときに通う場所とされていましたが、現在ではむし歯や歯周病の予防をする場所へと変化してきています。

当院では、さらに一歩進んで「健康的な生活を支える場」としての歯科医療の役割を重視しています。

従来の予防歯科では、むし歯や歯周病を防ぐことで、咀嚼機能、すなわち「食べ物を噛む力」の維持・向上を目指してきました。しかし、超高齢社会の今、必要とされているのは咀嚼機能にとどまらず、「食べる力」全体を見据えたサポートです。食べる機能の低下は、栄養状態の悪化につながり、全身の健康リスクを高める要因となります。

当院でも、予防歯科をベースに現在の口腔状態を維持するための診療を行っていますが、中にはすでに口腔機能が低下し、十分な食事摂取が難しくなっている患者様もいらっしゃいます。そうした方々が再び「食べる楽しみ」を取り戻し、健康な生活を送るためには、むし歯や歯周病の治療だけでなく、口腔機能に応じた適切な食形態の提案と栄養管理が欠かせません。

そのため当院では、「食の専門家」である管理栄養士をチームに迎え、歯科医師・歯科衛生士と連携しながら、口腔から全身の健康までを包括的に支える体制を整えています。

管理栄養士によるプロの食生活指導

当院では、患者様のライフスタイルやライフステージに応じた、個別の栄養指導を実施しています。歯は、胎児期にその基礎が形成され、生えてからは皮膚のように再生することはありません。そのため、妊娠期にはカルシウムなどの栄養素を十分に摂取することが、健やかな歯の発育において重要です。

一度欠けたり失われたりした歯は元に戻りませんが、歯の表面では日常的にミネラルのやり取りが行われています。適切なミネラルの摂取により、歯の強化やむし歯予防につながるとされています。

また、糖尿病と歯周病には深い関連性があり、糖分の摂取頻度はむし歯のリスクにも直結します。そのため当院では、糖の摂取方法や吸収を緩やかにする食事の工夫など、糖尿病予防や口腔内の健康維持に役立つ食事指導を行っています。

このように、当院では「口腔と栄養は密接に関わっている」という視点に基づき、食生活全体を見直すサポートを通じて、より良い健康づくりに貢献しています。

オーラルフレイルを抱える方が増えています

オーラルフレイルとは?

オーラルフレイルは、比較的新しく提唱されている概念で、「健康」と「口腔機能の障害」の間に位置する、いわば移行期の状態を指します。
この段階で早期に気づき、適切な対応を行うことで、再び健康な状態へと戻すことが可能です。オーラルフレイルは、滑舌の低下、食べこぼし、むせやすさ、噛みにくさなど、ごく軽微な変化から始まりますが、放置すると徐々に「食べること」「話すこと」が困難になる重度の状態へと進行する恐れがあります。これらの初期症状は自覚しにくいため、口腔機能の変化に早く気づくためにも、歯科医院での定期的なチェックと専門的な評価が重要です。

オーラルフレイルは、比較的新しく提唱されている概念で、「健康」と「口腔機能の障害」の間に位置する、いわば移行期の状態を指します。
この段階で早期に気づき、適切な対応を行うことで、再び健康な状態へと戻すことが可能です。オーラルフレイルは、滑舌の低下、食べこぼし、むせやすさ、噛みにくさなど、ごく軽微な変化から始まりますが、放置すると徐々に「食べること」「話すこと」が困難になる重度の状態へと進行する恐れがあります。これらの初期症状は自覚しにくいため、口腔機能の変化に早く気づくためにも、歯科医院での定期的なチェックと専門的な評価が重要です。

口腔機能低下症と栄養指導

小野歯科医院では、「食べる」「話す」といったお口の基本的な機能が低下する「口腔機能低下症」の診療に対応しています。
診断にあたっては、舌の筋力を測定する「舌圧検査」や、噛む力を評価する「咬合圧検査」などの専門的な検査を実施し、その結果をもとに患者様一人ひとりに適した改善プランをご提案しています。

さらに、管理栄養士による栄養指導を併せて行うことで、体力の低下や全身状態の悪化を予防し、健康的な生活の維持をサポートしています。

歯科医師が口腔機能の状態を評価し、それに基づき管理栄養士が適切な栄養サポートを行う―このような専門職同士の連携体制こそが、当院ならではの大きな特徴です。

お子さまへの指導も承ります

口腔機能発達不全症

近年、舌の力や噛む力など、お口の機能が十分に発達していないお子様が増加しており、「口腔機能発達不全症」としてその重要性が指摘されています。これは、子どもたちの健やかな成長・発育に深く関わる問題として、注目を集めている分野です。当院では、このような症状のお子様に検査を行ってそれぞれの状況に応じたトレーニングや指導を実施し、口腔機能の発達を支援しています。

また、成長期におけるバランスの取れた栄養摂取も非常に重要です。そのため、管理栄養士による栄養指導や、歯並び・噛み合わせに影響を与える生活習慣の見直し、食事環境の改善に向けたアドバイスも行っています。お子様の健やかな成長を支えるため、医療と栄養・生活指導を組み合わせた包括的なサポート体制を整えております。

離乳食指導

当院では、管理栄養士による離乳食指導も行っております。「まだ歯も生えていないのに歯科医院へ?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は“食べる”という行為は、お口の発達に深く関わっています。離乳食の進め方を誤ると、歯並びや顎の成長に影響を及ぼす可能性があるため、早期からの正しい知識とサポートが重要です。

当院では、管理栄養士が栄養バランスだけでなく、食べさせ方や姿勢など実践的な面まで含めた総合的なアドバイスを行っております。離乳食の進め方に不安のある方や、お子様の栄養に関してお悩みのある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

特定保健指導が受けられます

大阪市民国民保険をお持ちの方を対象に、2024年5月から当院で特定保健指導を受けていただけます。

「特定健診(いわゆるメタボ検診)」は、40歳から74歳までの公的医療保険に加入している方全員が対象となる生活習慣病の予防を目的とした健診です。この健診の結果に基づき、メタボリックシンドロームのリスクがある方には、そのリスクの程度に応じて、生活習慣の改善をサポートするための保健指導が行われます。

ぜひお気軽にスタッフまでお問い合わせください。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。13歳以上の初診の方はWEB予約もご利用ください。

06-6572-4182

診療時間

 
午前 × ×
午後 × ×

午前:9:30~12:30
午後:14:30~18:00
△:14:00~17:30

※最終受付時間は30分前になります。
休診日:木曜・日曜・祝日

06-6572-4182

〒552-0003
大阪府大阪市港区磯路 1-1-1
JR環状線・大阪メトロ中央線「弁天町駅」から徒歩6分